群馬県みなかみ町は、豊かな自然と観光資源を生かしながら町の活性化を進めようと、群馬銀行とオープンハウス、さらに東京大学と、包括連携協定を結びました。
みなかみ町の活性化に向けた産官学金の包括連携協定の締結式は、新型コロナウイルス感染予防のため、東京都の銀座会場とみなかみ会場に分かれ、リモートで行われました。
みなかみ会場では、みなかみ町の鬼頭町長と群馬銀行の深井彰彦頭取が、銀座会場では、オープンハウスの鎌田和彦副社長と東京大学大学院工学系研究科の染谷隆夫研究課長が出席しました。
この4者による協定は、みなかみ町と地方創生に関する協定を結んでいる群馬銀行が、オープンハウスをマッチングしたことをきっかけに実現しました。この協定により、オープンハウスは、廃業した旅館の再生やスキー場の経営支援を、群馬銀行は、マッチングや情報提供、そして東京大学は、環境と観光が融合するまちづくりを実施します。東京大学では、すでに水上の温泉街での調査を開始しています。
協定には期限は設けず、少子高齢化などさまざまな課題解決や活性化に向けた取り組みを連携して行っていくとしています。